ピカピカのボンネットや、雨上がりの道路に映る、夜の繁華街のネオンの美しさに感動! トイレネタにクスリ。そして、まるでスパイ映!? 今度のカーズは、ちょっと違う。
The Art of Cars 2 (Disney Pixar)
毎年楽しみにしている、ピクサー作品。今年は『カーズ』の続編。
『カーズ』は、ピクサー作品の中で、唯一DVDを持っていない位の存在なので、続編もそんなに期待はしていませんでしてが、それでも、やっぱり楽しみに待っていました。
そして、今度の『カーズ』、ピクサーは、ちょっと違った。
まず、冒頭からミステリアスムード満載。
スパイ映画さながらの展開とアクション、陰謀が渦巻き、悪の気配が立ち込める雰囲気。
に、ちょっと違和感が…。
例えば「殺してしまえ」という台詞に、引っかかってしまうのです。
これまでのピクサー作品にも、悪役は出て来たし、そういう台詞もあったかもしれない。
でも、それは予定調和な悪だったり、必要悪であって、観ていて納得出来るもの。
折角、可愛く擬人化した車たちのファンタジーなお話なのに、何故、殺すとか騙すとか、ネガティブなストーリーがベースなのか。
資源の利権争いとか、リアルな世界を反映させる事が、お話の魅力に繋がっていない気がします。
初めから終わりまで、どこか腑に落ちない気持ちで観ました。
前作は、高速道路が出来て忘れられた街、という、どこかにありそうなリアルさを持つ、ラジエータ・スプリングスというファンタジーな舞台が、車たちのバックグラウンドとしてぴったりだったし、そのうら寂しさみたいなものが独特の雰囲気を醸し出していて、それが映画の魅力でもあったと思います。
スパイ映画のパロディというか、スパイ映画なんですよね、コレ。
車たちの会話も、車関係の細かい用語が沢山出て来て、私にはよくわからなかったです。
これは、うちのピクサー好きな三歳の娘でも、退屈するかな〜?
車好きの、小学校高学年位からにオススメなカンジでしょうか。
監督はジョン・ラセター、共同監督ブラッド・ルイス。脚本はベン・クイーン。
今回、3Dの日本語吹き替え版で鑑賞しました。
初めは、2Dの字幕版で観たかったと思いましたが、ストーリーに入り込めなかった今回は、3Dで観て正解でした。
3Dで字幕を読むのも疲れそうなので、結果的に吹き替え版なのも良かったです。
そして、マックイーンとサリーの関係が微妙で、もしや更に続編も!? 疑惑が。
さて、『モンスターズ・インク』の続編はどうなる事やら。何だかんだいっても、期待して楽しみにして待ってます。
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