2011年08月09日

『モールス』

スウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のハリウッドリメイク、『モールス』(『LET ME IN』)。
監督は『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴス。主演は『キック・アス』でブレイクしたクロエ・グレース・モレッツ、『ザ・ロード』のコディ・スミット=マクフィー。父親役にリチャード・ジェンキンス。

MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV) MORSE〈下〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)
MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV) MORSE〈下〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)
原作は、スウェーデンのスティーブン・キングといわれる、ヨン・アイヴィデ リンドクヴィストの作家デビュー作。
『ぼくのエリ 200歳の少女』の、問題のぼかしシーンの謎が、原作を読んだら解けるのでしょうか? 『モールス』では、そのシーンはありませんでした。

スウェーデン映画のハリウッドリメイクということですが、ほとんど元のまま、細かいディテールまで忠実に再現されていて、もっと思いっきりハリウッド作品になってるのかとそっちに期待していた私には、ちょっと物足りなさがありました。

良かった相違点は、父親代わりの男性と、少女の関係をはっきりと描いていること。
原作でどうなのかはわかりませんが、このシーンは、『ぼくエリ』の時のモヤっと感をスッキリさせてくれました。

あとは、置き手紙を残したり、前振りをきちんとして、クライマックスや見所をこれでもかと盛り上げるところは、さすがハリウッドという感じ。わかっててもドキドキさせられました。

そして、車のクラッシュシーンは、凄い迫力とリアリティがあって、思わず息を呑みました。本当に横転してるみたいでした。
『ボーン・スプレマシー』のカークラッシュシーン以来の迫力でした。

主演の2人は、イイんだけど、『ぼくエリ』の2人が良すぎたので、やはり物足りなさが。

スプラッターなところも、どんなになってるかと期待し過ぎたせいか、見せ方や迫力も、先に観た『ぼくエリ』のが衝撃的でした。

『ぼくエリ』の、北欧の、目に映る物全ての芯まで冷え切った空気感と、少年の透明感と、心の叫び。少女が変身した時の身のこなしや音の使い方。
あの独特の肌触りがとても心地良かったのです。
先にハリウッド版を観て、後から『ぼくエリ』を観た方の感想も聞いてみたいです。



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posted by bakabros at 11:21 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(2) | 外国映画
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