原作はアイルランド元首相バーティ・アハーンのである娘セシリア・アハーンの処女作で、世界的ベストセラーになった純愛小説『P.S.アイラヴユー』
監督・脚本は『マディソン郡の橋』の脚本『フリーダム・ライターズ』のリチャード・ラグラヴェネーズ。

P.S.アイラヴユー (小学館文庫 ア 5-1)

もし、最愛のパートナーを亡くしたら、自分はどうするのか?
家族や友人、周りの人達に支えられ見守られ、新しい一歩を踏み出すまでに起こるだろう出来事を、映画を観ながらひとつひとつ追体験。
泣き夫から届く手紙の内容にドキドキして、切なくなりました。
友人達の歯に衣着せないストレートな意見や行動が心地良かったです。
ヒラリー・スワンクのストレートな恋愛物って珍しい気がします。早口でまくしたてたり、よく笑って泣いて、感情の起伏の激しい役柄。キュートに、楽しみながら演じていて、観ているこちらも元気をもらえるみたい。
ジェラルド・バトラーは、で頼もしくて歌が上手くて、そして何よりも妻を深く熱く愛してくれる理想のパートナー像をエネルギッシュに演じていました。
『300 <スリーハンドレッド> 』ではマッチョなスパルタの戦士が決まっていましたが、こういう、周りには見えないんだけど主人公の側にいて、心の声が聞こえるような役柄が多い気がします。なんとなく、浮世離れしている雰囲気があるのかな。

リサ・クドロー、ジーナ・ガーション、ネリー・マッカイと周りの女優たちがみんな個性的で魅力的。脇を固める俳優陣がみんな大人で、迫力あって良かったです。
ハリー・コニック・Jrは少し変わったユニークな友人ダニエル役でいい味出してました。
ジェフリー・ディーン・モーガンは、すごく存在感のあって印象的でした。アメリカTVドラマによく出ているみたい。出演作品を観てみたいです。
![P.S. I Love You [Original Motion Picture Score]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51oIsu85F0L._SL75_.jpg)