狩人と犬、最後の旅 コレクターズ・エディション
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ポニーキャニオン (2007/03/21)
売り上げランキング: 3058
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おすすめ度の平均: 

大自然と共生する狩猟生活の過酷さと静謐な美しさ
抒情詩のような映画ニコラス・ヴァニエ監督は自身も冒険家で、06年に犬ぞりでシベリア横断6000キロ走破という偉業を達成しているのだとか。小説家、写真家としても活躍する中、カナダ北極圏横断中にノーマン・ウィンターと出会い、映画化を即決したそうです。
Last Trapper 最後の狩人ニコラス・ヴァニエによる文章の絵本。そのイラストと動物の解説幾つかを公式HPで見ることが出来ます。
カナダ北西部のロッキー山脈を舞台に、黒熊、ヘラジカ、山ヤギ、トナカイといったあまり馴染みのない動物たちの姿、ビーバーの巣作りやキツネの獲物狩りの様子を、それと同じ目線で同じ暮らしぶりをするノーマン・ウィンターの視点から見ることが出来る。この映画を観ている間だけでも、大自然の中の野生動物と同じ気持ちになれた気がする。それが一番嬉しくて、そして悲しい事でもありました。
タイトルやあらすじから想像していた物とはストーリーが違った展開でも、きちんとした脚本、演出されたドラマだったとしても、大自然そのものと動物たちが主人公である事には変わりない、ノンフィクション・ファンタジー。
動物ドキュメントとして見ると、そのドラマチックな展開に素直に驚かされ、フィクションドラマとして見ると、その広大な自然の姿と訴えかけるものの力強さに感嘆します。
無計画な森林伐採により動物達の生態系を崩しているのは私達自身で、追いつめられて昔ながらの暮らしが出来なくなってしまった狩人もまた私達自身であるという事を、決して押しつけがましくなく、でもストレートに訴えかけてくる正直な作り方に圧倒されました。老若男女に見て欲しい映画です。
見たこともない動物たち、鳥たちが歩き飛び回る姿を見るだけでも価値ある作品だと思います。
特に動物や自然ものの好きな方には是非お勧めします!
公開は8月12日。是非テアトルタイムズスクエアの超大画面で堪能して欲しい映画です。
極北の狩人映画へも熱いコメントを寄せている椎名誠の「モンゴロイドの軌跡」極北ルポルタージュの決定版。TV放映されたシベリア編DVDつき。
クマにあったらどうするか―アイヌ民族最後の狩人姉崎等映画の中で、ノーマン・ウィンターと相棒犬が、まさにこの難題の答えを体現してくれています

ディープ・ブルー −スタンダード・エディション− 皇帝ペンギン プレミアム・エディション





もう何と言っても 大自然の素晴らしさですよね
冒険家として 多くの有名な方達がいらっしゃいますが
ノーマン・ウィンターは毎日 その冒険家の方よりも凄い冒険をしているかもしれません
そして自然を愛し、動物、人を愛しているんです
そんな過酷な状況でも色々な物に対し優しさく接するノーマンの生き方に感動
この映画を作った監督さんも 自ら冒険をしているので
きっと ノーマンに出会い その生き方に感動し この映画を作ったのではないでしょうかね♪
私もこんな生活に憧れてしまうのですが
とても近づけそうにありません(笑)
先月 そんな自然を体験したいと
カナディアン・ロッキーと河でラフティングをしました♪
写真を撮って来ましたので お暇な時 ご覧になってください
http://yuu1.net/town/canada.htm←撮ってきたカナダの写真
自然と共生していく事の素晴らしさと厳しさを力強く見せてくれる作品だったと思います。
yuuさんのカナダの写真拝見しました!
雄大なカナディアン・ロッキーの写真には圧倒されます。ラフティングの写真、凄い臨場感がありますが、もしかしてラフティングしながら撮られた写真なんでしょうか!? 凄いです♪ yuuさんは写真家さんなんですか?? これからネットに疲れた時には、yuuさんの写真を見て息抜きしたいと思います☆
この映画良かったです。
極寒の大地を駆け抜ける犬ぞり。
圧巻でした。
犬と気持ちを分かち合ってないと
この地で生き残ることは不可能ですねぇ。
それにしても上目遣いで主人をみる
アバッシュはかわいらしかった。
ハスキー犬がはやるかも、、、。
この役はいくらなんでもムツゴロウさん
では無理だったでしょうね(笑)。
お〜ぉ、よしよしは通用しませんねぇ。
ハーフドキュメンタリーというよりも、ノンフィクションのドキュメント映像を観ているような気分でした。現実には、きっと映画よりもずっと辛いことや厳しい瞬間があって、そしてそれを上回る程の幸福もあるんだろうなぁ、と思いました。とても良い映画でしたね☆