
こちらは初め、スープチャーハンが名物ということで知ったのですが、作家池波正太郎
著書池波正太郎の銀座日記でも書かれている“豚肉とモヤシヤキソバ”とスープ炒飯を目指して、ついに念願の入店となりました♪


上湯炒飯 スープ入りヤキメシ 1,000円。よくあるあんかけ炒飯を想像していたら、ラーメン丼にスープがなみなみ、炒飯がほとんど浸かっています。スープは薄くてスッキリとした、炒飯によくついてくるような、でもとても上品でおいしい上湯スープ。
はじめ、炒飯がどんどん水っぽくなって不味くなるかと心配しましたが、意外にも食べ進むにつれどんどんおいしくなりました。チャーシューがゴロゴロ入ったしっかり味付け炒飯の旨味がスープに溶け出して合わさり、最後の一口が一番おいしくなりました

炒飯がとてもおいしかったので、普通の炒飯も是非食べてみたくなりました☆


豚肉絲炒麺 豚肉とモヤシヤキソバ 950円。豚肉とやきそばが大量のモヤシに隠れていました。よく油を吸ったやきそばの細麺が、シャッキリ炒められたモヤシと豚肉と良く合います。豚肉は片栗粉をまとって赤味を残したまま。肉の臭みが全くなく、スッキリとした味わいです。お酢とカラシを入れると、また一層美味しくなりました。
池波正太郎氏は、この豚肉とモヤシヤキソバが大好物だったそうです。そんな事も思い描きながら頂くと、とても感慨深く趣がありますね。
お店に居る間、次から次へとお客さんが入店し、奥へ2階へと入って行かれました。近くの会社勤めの方や会社帰り、残業中、予約や団体グループも多く、皆常連さん風。本当においしくて、愛されているお店なんだなぁということがわかりました。
あんかけご飯や普通の炒飯、麺類や炒め物など、他のメニューも全部とてもおいしそうだったので、是非また訪れて常連客になりたいなぁと思わせる、個性と勢い、元気のあるおいしい中華料理店でした



池波正太郎が通った味―完全イラストマップ付 (東京・横浜・松本編) 池波正太郎の行きつけの店、愛した店を神田、銀座、浅草、横浜など地域別にまとめ、伊東弘一のスケッチをそえた食べ物屋・完全ガイド。
池波正太郎の銀座日記 急逝の2カ月前まで、8年にわたった映画と食の連載の全てを1冊に収めた文庫オリジナル版。


東京都千代田区有楽町1−2−8
TEL 03(3580)1948
営業時間 11:30 〜 22:00 (通し営業かは不明)
休日 日曜
有楽町にこんなお店があったのですね。
有楽町は名古屋からの友人と食事をする事も多々あるので、今度是非行ってみたいな。
スープ炒飯も美味しそうですね。でもまずは“豚肉とモヤシヤキソバ"かな。
いつも準備中のようでなかなか入れなかったのですが、どうやら営業していたみたいでした。
有楽町のガード下の近くで日比谷よりかと思います。
他のメニューも全部おいしそうだったので、私もまた行きたいお店です☆