

カポーティ コレクターズ・エディションDVDは3/16発売。
カポーティ &冷血 マスターピース・コレクション (初回生産限定)は、1967年にリチャード・ブルックス
『ティファニーで朝食を』を発表した翌年、新聞でカンザスの農夫一家4人が惨殺された事件を知り、これを文章にしたいと熱望する。調査と執筆に6年の歳月を費やし、殺人犯ペリー・スミスと深く個人的に関わり、ついにノンフィクション・ノヴェルという新しいジャンルを作り上げ、最高傑作を生み出したトルーマン・カポーティ。


トルーマン・カポーティ〈上〉
トルーマン・カポーティ〈下〉
軽妙洒脱、ハイセンスなジョークで常に周りの取り巻き達を笑わせるユーモアや、偏見・差別意識の強かった時代に同性愛者である事を公言していたことなど、とてもユニークで個性的な人柄、性格にどんどん引き込まれていきました。その才能ゆえに決して普通には生きられなかった人生はとても映画的。


カポーティ
ジェラルド・クラークによる映画『カポーティ』の原作。『冷血』と共にこちらも読んでおけば良かったなと思いました。
冷血 全ての始まりはこの作品から。
フィリップ・シーモア・ホフマン
ペリー・スミスを演じたクリフトン・ゴンザレスJr.が、スクリーンに登場した瞬間、私もカポーティと一緒に息を呑みました。その容姿と雰囲気は『冷血』で読んだペリー・スミスそのもの。小説のイメージそのままの男がそこに現れて、息を吹き込まれていくことに興奮しました。
なぜカポーティが、もう1人のディック・ヒコック(マーク・ペルグリノ)ではなく、ペリー・スミスに強く心を惹かれたのか? なぜ『冷血』後、作品をひとつも完成させなかったのか? 映画の中にはない答えを、深く読み解くことが、この映画の面白さであり、魅力だと思いました。


カポーティといえばやはりこの作品。でもカポーティは、実はマリリン・モンローに演じて欲しかったのだとか。マリリンちゃんのティファニーで朝食を、観てみたかったです


なんと、トルーマン・カポーティ自身が大富豪役で出演


『M:i:III』『シリアナ』『ジャーヘッド』『ボーン・スプレマシー』
この作品を見て、カポーティの性格の一端が分かったような気がしました。「ティファニー」か「冷血」が読みたくなりました。
それでは、またよろしくです!!
カポーティ、本当に魅力的で面白い人物ですよね。
私も改めて『ティファニーで朝食を』を読んでみたくなりました。