ビデオメーカー (2005/07/27)
売り上げランキング: 17042
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働く誇り
感想として
映画好きなら見ておかないと・・!『ニュー・シネマ・パラダイス』と同じく、映画好きなら避けては通れない、こちらもイタリア映画です。
日本の自転車泥棒は、杉本哲太さん。監督はホンダ、サントリー、コカコーラ社などのCMを数多く手がける高橋忠和さん。初の劇場公開作品だそうです。
ただ走っているだけの映画らしいという事と、杉本鉄太さんの台詞も数える程しかないらしいという事くらいの予備知識で観ました。
本当に、ただ走っている。しかも、寒風吹きすさぶ道路を、吹雪の峠を、逃げるように激しく走って行く。
なぜ走るのか?なぜ自転車で? 何から逃げているのか、それとも何かを探しているのか?
自分の中の何かと闘っているのだという事は何となく感じましたが、スクリーンの中の自転車泥棒の想いや、行動の理由が全くわからないまま、ただ、自転車で疾走し続ける姿をこちらも見続けます。終盤までその理由は明かされずに進み、もう答えはいらないような気分になってきた頃に、少しずつ彼の過去や走る理由がわかってくると、謎が解けてホッと安心するのと同時に、なんだか少し物足りないような複雑な気持ちになりました。
最後まで理由もなく、ただ走り続けて欲しかったような。
釜石から南に向かい走り続けた7日間のロードムービー。
キャストには藤田弓子、高野志穂、神津はづき、原田知世、原田芳雄などが脇を固めます。
原田知世さんはいつもとは違った印象の役所で友情出演。凄く綺麗で、ドキッとしました。
こんなにあった、日本の自転車泥棒

町中の自転車を写した写真集、自転車泥棒
少女漫画の、自転車泥棒

ケダモノの嵐 UNICORN
Whiteberry
タイトルに使われるほど、基の映画にインパクトがあるという事だと思います。
・日本の自転車泥棒@映画生活




