

まずは、名物のかきあげうどん 920円。かきあげは別皿で出されます。

関西風の薄い醤油色、温かいうどんのおつゆは、出汁と醤油のバランスも良くてちょっと甘めの食べやすい味。
おうどんはコシよりもモチモチ感の方が強い印象。やさしくてホッとするような、素朴うどんです。

こちらのかき揚げは、よくあるふつうの衣で野菜を固めるようにまとめられた物とは全く別ものです。ごぼうはうす〜く長〜く削られたもので、カリッカリ。凄い歯応えで、ガリガリ音がする程。これがまた旨いんですよねー♪ 同じように薄く長いニンジンも、根菜を食べてるゾ! という充実感があります。大きめの芝えびもおいしくて良いです。これらがバラバラに揚げられているんですね。まず、抹茶塩で頂いてみたのですが、これがイケる♪

その後、かきあげをうどんに入れて食べてみると、お出汁が薄味なのもあってか、わざわざおつゆに入れなくてもいいような気がしてきました。折角のカリサク食感もおつゆに浸ってやわらかくなってしまうし。これは、お塩だけでそのまま頂くのが絶対おすすめですね☆

もう一品は、冷やしたこ天うどん 1,020円。表のお品書きで「たこ天」の文字を見かけてからこれに決めてました(⌒∇⌒)

冷やしのおつゆは一口飲んで、讃岐風? と思いました。だしには北海道高級利尻昆布、九州、四国の鯖節、うるめ節、宗田節に追い鰹本節を使用しているそうなので、このイリコの出汁加減が讃岐うどんの出汁と通じる物があるのかもしれません。正確に言うと、自宅で作った讃岐うどんの出汁つゆに凄く似ていました。いりこと昆布ダシの旨味がよく利いていて、色は全く醤油が入っていない? という位の透明さ。これが凄くおいしい! 好みのおつゆです♪
冷やしのうどんは、温かいうどんとは逆にコシを強く感じておいしかったです。長くて太くて立派なおうどん。
器までキンキンに冷やされているので、食べ終わるまでずっと、ダシもうどんも具も冷え冷えで頂けます。

たこ天は、ひとつひとつが大きめなのと、部位によって固いところがあって、格子に切り込みが入っているのに、それでも噛み切れないものがあって大変σ(^_^;) おいしいんだけれど、ちょっと固かったかな。もう少し一切れを小さくして欲しいかも。
ゴボウ天も歯応え十分なので、食べ終わる頃には結構顎が疲れました(^▽^;)
おうどんは、温かいものは少し粉っぽさを感じたので、冷たい物の方がおいしくて良かったです。
他もおうどんも食べてみたいのですが、ついこのゴボウ天が忘れられず頼んじゃうんですよね。
次回は、昆布だしに「夢塩」という名の塩を使った塩うどんを食べてみたいと思います☆ (もしかして、冷やのお出汁はこの夢塩なのかな!?)

京都で行きたいうどん屋さん、一杯あるんですよね〜。本物の京うどんを食べ歩いてみたいです♪

大阪・船場の元祖きつねうどんの老舗「松葉屋」についてのすべて。松葉屋の歴史から、美味しさへのこだわりと追求、その結果編み出されたうどんの打ち方、だしの取り方のレシピまでもが載っています! 読み物としても面白い、関西うどんのバイブルです。
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