今回はふぐとあわびの高級弁当対決、東西ホテル料理長対決と、目玉の駅弁に今ひとつグッとこなかったのですが、テレビで見かけた『煮込みソースカツ弁当』にもの凄く心引かれ、昨年に引き続きついに来てしまったのです(^^)
さて、『煮込みソースかつ弁当』と、もう一つは何にしようかな

なかじまソースカツ弁当 1,000円。午後一時過ぎに行くと、丁度13時からの整理券販売分の受け渡しが始まったところでした。私は飛び入りだったのですが、整理券をその場で渡され、待ち時間なしにゲット! この様子だと焦らずとも買えたのかしら?
ソースカツ丼といえば、ソースがかけられた薄めの紙カツがご飯に乗っている、あの福井のソースカツ丼が有名だと思っていたのですが、福井でもあれは元々『ヨーロッパ軒』というお店のメニューらしいです。
今回の煮込みソースかつ弁当は、こちらもソースカツ丼で有名な福島県の会津鉄道/会津田島駅、沿線名物の『なかじま』のソースかつを新作弁当にしつらえての登場。

出来立てで温かいです(^○^) 結構黒っぽくソースが染みたカツ丼。ソースの良い香り♪ 催事会場でもこのソースのカオリが充満していて、みんなが「いい匂い〜!」と引かれていました。タクアンと黒豆の煮豆入り。さてさて、どんなお味かな〜(⌒∇⌒)

お肉は大きめに5切れにカットされていました。まずは端っこのソースがあまりかかっていない部分を頂いてみます。と、純粋にカツがおいしいという事にまず驚きます。ロースカツだけどヒレっぽいイメージ。歯応えがあって肉っぽい味わいがして良いです。そして、トンカツならば当たり前のソースが、カツ丼と合わさっている事のなんと不思議なコト! ソースかつ丼、美味しいよ(^○^)♪
タマネギも卵も所により結構ソースが染み込み黒く色づいていますが、思ったよりもそんなに濃くなくて、どんどん食が進んじゃいます。これ、家でも作れそうだな、と思っていたら駅弁大会への道'07ブログにこの煮込みソースかつ丼の作り方が写真入りで紹介されていました。今度是非家で自分でも作ってみようっと思いました(^▽^)/☆

もう一つは悩んだ末、去年の駅弁大会から気になっていた、越前かにめしで有名な福井県 北陸本線/福井駅の越前ちゅんちゅんかにめし 1,500円! 一年越しの想いが成就出来ました♪ 越前かにめしは食べた事がありましたが、これはなんとできたての味を再現するための加熱式容器付き。箱の外側に出ている黄色いヒモを引っ張るだけで、すぐに熱い蒸気が出始めます。そのまま7〜8分くらい待つと食べごろとのこと。わくわくの7分間です(^^)

出来上がり♪ レモンとタクアンもホカホカになっているのが少々気になりますが、いい具合に温まったかに味噌をご飯に乗せて、食べ方に書いてあった通りによく混ぜて頂きます。初め、さっと茹でたカニやカニ味噌など、生で食べるものを温めたらどうなるんだろう? という不安がありましたが、これがどうして、温かい方がカニの旨味が更に凝縮されたように、新しいおいしさに変化しているではないですか!? むむむ、ちゅんちゅん(福井弁で「あつあつ」の意味)弁当、恐るべし。

かにのほぐし身がおいしい! 蟹棒脚も旨っ! そしてほんのり温まったカニ味噌が旨いです〜(⌒〜⌒) ご飯もカニのダシで炊いたもので、結構茶色に色づいていて、小さなカニ身もちらほら見えます。このご飯がまた、それだけでも旨い。この色づき方は、炊く時にかに味噌も入れているのかも? と思う程の味わい深さ。そしてこのカニ身、棒脚、かに味噌、ご飯をよく混ぜて頂くともう最高です♪ あー、おいしかった(^^)☆
滅多に頂けないだろう『煮込みソースカツ丼』と『越前ちゅんちゅんかにめし』とを堪能して大満足の2007京王駅弁大会でした
『第42回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』はいよいよ1/23(火)まで。急げ〜♪
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