マンハッタンに住む21歳の新進コメディ作家ジェリー(ジェイソン・ビッグス)は女優の卵アマンダ(クリスティナ・リッチ)と一目惚れの恋に落ちるが、彼女はいつも気まぐれで不可解な言動が多く、最近はセックスレス状態。彼は教師で先輩作家のドーベル(ウディ・アレン)にそれらの悩み事を打ち明け、人生の指南を仰いでいた。そんなある日、アマンダの浮気が発覚して…。

浮気性でも悪気が無いので憎めない、小悪魔的な彼女に振り回される男の話ですが、彼女と彼の設定が逆だったらば、よくあるなんにも面白くない話だと思います。
一緒に暮らす恋人とはセックス出来ないのに他の男とは、というところがなんとも難しい女心というやつでしょうか。この当たりを、嫌みなく描くところがウディ・アレン監督の上手さとクリスティーナ・リッチの演技の魅力ですね。
クリスティナ・リッチはTVドラマ『アリーmy Love』のロリータ弁護士ライザ・バンプを彷彿とさせる、男を惑わすキュートな役柄で、とても可愛いコロコロした下着姿で楽しそうにスクリーンを歩き回ります。
ジェイソン・ビッグスは『南極物語』で観ているはずですが覚えていなかったです。アメリカでは人気あるのかな? 背丈も同じ位(?)のウディ・アレンと並んであーでもない、こーでもないと思案にくれお喋りしている姿は、新旧ウディ・アレンか若い頃と今のウディ・アレンを見ているみたい。
配役もダニー・デヴィート、ジミー・ファロンと脇まで渋くて楽しませてくれます。
物語は最後に急展開してびっくりさせてくれますが、終わってみればやっぱりウディ・アレン映画! なんだかんだ言いながらもまた楽しませてくれました(^^)
僕のニューヨークライフ
Anything Else (Full Slip)
ウディ・アレンの漂う電球1981年にニューヨークのヴィヴィアン・ボーモント劇場で《ほろ苦いコメディ》として発表され、翌82年に、その戯曲本として出版された、
知る人ぞ知る「幻の名作」の邦訳。舞台となるのは、ニューヨークのブルックリン。アレンの原風景としての少年時代が描かれています。
ウディ・アレン コレクションBOX
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2005/06/24)
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ウッディ=アレンの転換期
作品の選考に?だけど
「カイロの紫のバラ」高田馬場の二本立て映画館、早稲田松竹で3/10〜3/16に、早稲田松竹クラシックスvol.12/ウディ・アレン として『マンハッタン』と『アニー・ホール』が二本立て上映されます。スクリーンで見逃している方は要チェック!
『マッチポイント』『メリンダとメリンダ』『さよなら、さよならハリウッド』『ギター弾きの恋』『南極物語』





クリスティーナ・リッチといえば,アダムズファミリーが印象に残っています。
おでこの大きなあの少女が,そのままに大きくなって・・・
大好きな映画,バッファロー'66では大分むっちりムチムチな感じでしたが,久しぶりに見る彼女はだいぶスマートになった感じ?
そういえば,スリーピーホロウにも出てましたね。
早稲田松竹,懐かしい!
学生時代には結構お世話になりました。
また行ってみようかな??
クリスティナ・リッチ、いいですよね〜。私もあのむちむちさが好きなんです。
自己中心的でわがままで、でも何故か憎めない可愛らしさが魅力的。
『モンスター』のレズビアン役も良かったですね☆
早稲田松竹、スクリーンと椅子がリニューアルされて、
とても見やすく居心地良くなりました。
よく観に行っています(^^)