
時をかける少女 限定版 時をかける少女 通常版
劇場公開された時は、今頃なんで『時をかける少女』のアニメ化なの? という感じであまり興味がなかったのですが、とても評判が良かったので気になっていました。
当初都内で一館のみでの上映が、ネットでの口コミが広がり急遽上映拡大され、最終的に2007年4月20日のDVD発売日まで9ヶ月にわたり公開が続く異例のロングラン興行となったそうです。
2Dのアニメ映画、SFとはいっても普通の人間世界が描かれている映画を観るのは凄く久しぶりな気がします。アニメーションの絵は綺麗だし人の動きも滑らかで、とても自然に映画に入り込めました。監督は『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』の細田守さん。
脚本は『劇場版 学校の怪談』でアカデミー賞脚本賞受賞の奥寺佐渡子さん。
キャラクターデザインは『新世紀エヴァンゲリオン』の貞本義行さん。
『もののけ姫』『火垂(ほた)るの墓』など、多くのスタジオジブリ作品の美術監督を務めた山本二三さん。
主題歌は奥華子さんの『ガーネット』。

時をかける少女
時をかける少女
時をかける少女 〈新装版〉 筒井康隆原作の新装版小説。
『時をかける少女』といえば原田知世、と思っていましたが、中本奈奈・中村俊介出演の角川春樹監督バージョンもあったんですね。
今回アニメ映画化作品を観て、大分話が変えられているんだなぁ、と思ったら、主な設定はほぼそのままなのかな? ほとんどストーリーを忘れていました。
ただ、原田知世の『時をかける少女』に感じた、タイムリープの不思議な感じや切なさが、今回のアニメ版では随分楽しく元気な、笑える友情恋愛ものみたいな感じになっていたように思います。

今回の設定は、1965年に発表された筒井康隆の原作小説の舞台より20年後の現代。原作の映画化ではなく、続編という事らしいです。
17歳の女子高生・紺野真琴が主人公ですが、真琴の叔母として、30代の芳山和子(原作の主人公)が登場します。この辺りは見終わってからその関係を知りました(^_^;) 知ってたらもっと面白く観られたかも。
ラストはすっきりしていて良かったです。最後のセリフも、色んな謎は残りますが、格好良かったですね〜☆

時をかける少女 NOTEBOOK 映画のガイドブック。ストーリー紹介、設定資料、インタビューの他、対談やオリジナル企画も満載。
時をかける少女 絵コンテ 細田守 映画『時をかける少女』の絵コンテ集
時をかける少女―TOKIKAKE コミックバージョンも出ています。




これ、見ました。絵がとっても奇麗で声もばっちりキャラクターに合って気に入りました。
本も読んだことないし、映画化したのは知ってたけど見たことないです。
bakabrosさんが
>ただ、原田知世の『時をかける少女』に感じた、タイムリープの不思議な感じや切なさが . . .
とちょっと触れてたので見てみたくなりました。
「69」も観ました。これ、笑った!
先週末はこの2本の青春ものでした。
今、「イングリッシュ・ペイシャント」を観てるところです。
結構色々観てますね〜(^^)!
原田知世の『時をかける少女』、私ももう一度見返してみたいです。
後ほどひとみさんのブログにも寄らせて頂きますね☆