「ウィンブルドン」のポスターを観て、キルスティン・ダンスト主演だと思って観に行ってがっかりした! ポール・ベタニー
ウィンブルドン観る前はキルスティン・ダンストのテニス姿だけが楽しみで(おやじか)、ボールはCGでも、そこは彼女の演技力できっと良い画になっているだろうと期待していたら、見事に裏切られた。キルスティン・ダンストのテニスシーンが、ほとんどない!?
始めの方で「そう言えば、きるすてん、ラケットをひと振り位はしたっけ?あれ?もしかしてまだ振ってない?」と思い始めてから実際のテニスシーンまで、一時間位過ぎたと思う。その試合シーンも、ほんの数カットで、キルスティン・ダンストのスコート姿を楽しみにしていた観客に「金返せ!」と言われても仕方ないかも。
テニスシーンは、ピンポンよりもCG進化したかな?と思っていたら、テニス経験者に言わせるとやはりダメダメだったらしい。テニスに詳しくない私には、ボールがちょうど目で追える位のスピードだから見やすかったかも。フォームの下手さもわからないし、テニスを知らない人が観た方が純粋に楽しめるのかも。嘘に気づかないから。
後ろの席の若い女性が上映後、「テニス好きな人が観た方が面白いかもね」と話していたが、「テニスって一個が15点なんだ? アメリカルール?」と言っていたあなた達の方がよっぽどこの映画を楽しめたと思うよ♪
キルスティン・ダンストは攻撃的な性格を上手く演じてはいたけれど、脚本の薄さから役も薄っぺらいものだし、出番も少ない。逆にポール・ベタニーは出ずっぱり。
「ラブ・アクチュアリー」しか観ていないのだけれど、他のワーキングタイトル作品も、こんなに軽い物なのかな? 逆に「ノッティングヒルの恋人」とか「ブリジット・ジョーンズの日記」が観てみたくなった。でも、ヒュー・グラントが苦手なので観ないかな〜。
ポール・ベタニーは「マスターアンドコマンダー」「ビューティフルマインド」に出ているけれど、どちらも未見で初めて観る。
顔がね。。コワイ。 眉毛見えないし。写真で見ると少しウレェム・デフォー系だなと思ったけれど。ジェニファー・コネリーの夫という事ではへぇ〜! と思った。イギリスでは人気なのだろうか?
後から「キス★キス★バン★バン」「ギャングスター・ナンバー1」のあの人だ!と知って、俄然興味が湧いた。
やっぱり殺し屋顔だ! ギャング役の方がずっと合っていそう。この二作を観るのが楽しみになりました。
キルスティン・ダンストは、初めて可愛いなと思った。始めの方の、出逢いからすぐに男を誘う笑顔の可愛い事! あと、口テニス(?)してる時の仕草や動きが、可愛い娘だなあと。この可憐さが演技だと思うと逆にコワイ。彼女の魅力を初めて感じた。
タイトルロールが上手く出来ていて楽しい!
映画への期待を弾ませる、とてもポップで洒落た出来。
そして、タイトルロールが一番面白かった。







