
「ミリオンダラー・ベイビー」の記事で、クリント・イーストウッドの映画で唯一面白かったのは「スペースカウボーイ」だと書いたけれど、今日TVで
「ダーティファイター 燃えよ鉄拳」を初めて観て、一番面白いクリント・イーストウッド映画は「ダーティファイター 燃えよ鉄拳」に決定!
ダーティファイター 燃えよ鉄拳
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ワーナー・ホーム・ビデオ (2002/05/15)
売り上げランキング: 46,256
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おすすめ度の平均: 


クリント・イーストウッド演じるファイロは長距離トラックの運転手。ケンカの腕を活かして、賭けボクシングのアガリを貰う裏稼業も請け負っていた。
その商売の経済面を取りしきるのが親友のオービル(ジョフリー・ルイス)とチンパンジーのクライド。ファイロが全米各地の荒くれ男たちを相手に捲きおこすケンカと、恋を猫く。
と、あらすじに書いてあるのだけれど、クライドはチンパンジーじゃなくて、オランウータンですから!
1980年当時はオランウータンとチンパンジーの区別もつかなかったのだろうか??
その、クリント・イーストウッドの相棒を演じるクライド役のオランウータンが良い! 良すぎる! 上手すぎる!!
猿科の動物が大好きな自分は、クライドの登場シーンを見逃さない為にとTVに釘付け。
あまりにも自然な演技力に、バーで飲んでるシーンなどではしばしば見落としてしまった。
天才チンパンジーパン君も負けそうなその芸の多さと、ストーリーに組み込まれる演技の自然さに、クライドの出演シーンには唸りっぱなし。
クライドの出来る芸を元に、脚本を書いたか、クライドがある程度出来る事をベースにお話を作っているんだろうけれど、その完成度の高さに感動してしまう。
ほとんどのオチはクライドネタだし、その終始ゆったりとした落ち着いた動きにうっとり。
クライドはストーリー上で恋もするし、ベッドシーンまで!
映画その物はとてもベタなアクションコメディだけれど、メインのケンカシーンは、今観ると拍子抜けしてしまう程の迫力の無さ。
だから余計にオランウータンとの絡みが際だって見えてとても面白く、映像的にも重要になってくる。
後はクリント・イーストウッドのママ役のルース・ゴードンがまた凄く良い!
中年暴走族の女郎蜘蛛(ブラックウィドー)軍団もお約束だけど楽しくて好き♪
ワーナー・ホーム・ビデオ (2002/05/15)
売り上げランキング: 41,101
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実は今日観たのは「ダーティファイター」(1978年)の続編の「ダーティファイター 燃えよ鉄拳」(1980年)らしく、その前作に出て来るオランウータンと、「ダーティファイター 燃えよ鉄拳」のオランウータンは別サルらしいので、こちらもチェックしてみないと!
記事がわかりづらくてすみません。
私の見たのも「燃えよ鉄拳」です。
そして、クリント・イーストウッドの作品は数本しか観てません。その中で一番好き、というか他の作品があまり好きじゃないので。。。