
黄金の羅針盤〈上〉―ライラの冒険
黄金の羅針盤〈下〉―ライラの冒険
原作は児童文学界のアカデミー賞といわれるカーネギー賞のベスト1に選ばれた、フィリップ・プルマンによる「ライラの冒険」三部作の第一章。
動物たちが人間の言葉を話し、力を合わせて共に戦うという世界観からは、どうしても『ナルニア国物語』を連想してしまい、比べてしまいます。『ナルニア国物語』は、子供たちが洋服ダンスの向こう側で異世界の戦争に巻き込まれる話で、結構リアルな戦うシーンの連続にちょっと疲れましたが、『ライラの大冒険』は、もう少しファンタジーに楽しめるかな? という感じでした。
実際戦うのは、「ダイモン」と呼ばれる人間の分身やシロクマ、周りの大人たちで、ライラ自身はいつも危ないところを助けられるおとぎ話のヒロイン。ただ、このライラ、お転婆で口が達者で嘘つきというのが前ふりにあって、敵を口で言いくるめて行くシーンなどは面白かったです。
CG技術は『ナルニア国物語』の頃よりも更に進歩していて動物たちの喋る様子も動きもスムーズで、子供が見たら本物と勘違いするんじゃないかと思う程。
本性を現す守護霊のような存在の「ダイモン」が、眼に見える存在という設定は面白いですね。ニコール・キッドマン演じるコールター夫人のダイモンが、ずる賢そうなゴールデンモンキーだというのがミスマッチなようでいて、案外合っていたりして。
黄金の羅針盤の見方とか未来の見え方、ダストの存在の意味、魔女と人間、その他の生き物との関係とか、?なことだらけですが、これはきっと第二作、第三作で明らかになることでしょう。
ダコタ・ブルー・リチャーズは味わいのある顔立ちをした魅力的な女の子。
ダニエル・クレイグ(今回あまり出番はなかったけれど)とニコール・キッドマンの存在が映画を最後まで引き締めて、大人の鑑賞に堪える作品にしていると思いました。
ニコール・キッドマンは妖艶という言葉がぴったり、再婚して更に美しくなったみたい。光り輝いていました。
『007/カジノロワイヤル』の二人(ダニエル・クレイグとエヴァ・グリーン)が思いっきりファンタジーの世界に現れて、なんだか不思議な感じでした。
ダイモンジェネレーターで自分のダイモンを知る事が出来ます。ちなみに私は「Zotius」という鷹でした。

ライラの冒険 イオレク・バーニソンかぶりぐるみ
ライラの冒険 黄金の羅針盤 プレイセット エアーシップ
ライラの冒険 黄金の羅針盤 3.75インチ ベーシックフィギュア9体セット
イオレク・バーニソンのかぶりぐるみが欲しいです(^_^)☆




私、これ、12月に観ました。
まあまあでしたが、映像がすごく奇麗で子供役がよかったです。
私のダイモン(守護霊?)は、あの公式サイトで、Aaron (ヤマネコ)って出ました。
こんにちは♪ ひとみさんのブログいつも読ませてもらってますよ(^^)
あと二話観ないと行けないと思うとちょっと……ですが、よく出来ていましたね。
自分のダイモンを調べられるの、面白いですね☆