2007年03月12日

『ナイト ミュージアム』

長いワンシーンの予告編が全てかと思いきや、想像よりももっとベタに、親子愛と友情と、歴史のお勉強とを上手くまとめ上げた、ドタバタ・ファミリー・ムービー・コメディ。
『ナイト ミュージアム』公式サイトは、ファラオの石版探しとか、T-Rexへの骨投げゲームとか、よく出来ていて、ついはまってやり続けてしまいます。アッティラ・ザ・フンと話せる部屋でも、気がつけばずーっと語りかけてたりして。モアイ像の口にガムが入れられないよ〜(^_^;)

ナイト ミュージアム (もの知りおもちゃ箱) ナイト ミュージアム (2枚組特別編)
ナイト ミュージアム (もの知りおもちゃ箱) 特製お道具箱型アウターケースに、2枚組DVDとT-REX木製クラフト模型、遊びながら物知りになれるボードゲームを詰め込んだ豪華ボックス。

ナイト ミュージアム (2枚組特別編) もうひとつのオープニング、未公開シーンなど貴重なプレミア映像が満載。子供と遊べる恐竜ゲームも収録。

nightm.jpgベン・スティラーの映画は『メリーに首ったけ』と『ザ・ロイヤル・テネンバウムス』くらいしか観てないのですが、『リアリティ・バイツ』の監督してたんですか!? びっくり! 独特の空気感があって面白かった記憶があります。
ベン・スティラーはどこで誰と何をしていても変なリアル感がありますね。
だから、博物館のミニチュア小人たちと絡んでも、サルと殴り合っても、恐竜の骨格標本に追いかけられても、違和感がない。彼等をものともせずに一緒に悪と闘ってしまう主人公は、そのままベン・スティラーと重なります。
全てを超越した個性というか、何があっても動じない自己を確立しているような印象があって、だから突拍子もない出来事やCG、漫画のような設定にもすんなり溶け込むし、一転してシリアスなドラマシーンにもスッと入り込んでしまう。
博物館の剥製や野生動物が動きだすことよりも、ベン・スティラー自身を観ているのが一番面白かったです。



もとは、『The Night at the Museum』という絵本↓からインスピレーションを受けて出来たストーリーなのだそうです。
The Night at the Museum The Night at the Museum

夜の博物館 夜の博物館 原作絵本の日本語翻訳版。映画プロデューサーのクリス・コロンバスがN.Yアッパーイースト サイドのとある書店で見かけたことから映画化がはじまったのだとか。
子供の頃に、誰もが一度は想像した事があるようなストーリーが、絵本になり映画になったことがなんだか楽しいですね(*^-^)☆

オーウェン・ウィルソンはなんでノークレジットなんでしょうか。友情出演ってやつかな? あと、オクタヴィウス役のスティーヴ・クーガン、最後の方にやっと顔が見えて、誰だっけ〜!? と思い出せず。『24アワー・パーティ・ピープル』のあの人だったんですね〜! 凄く若返って見えました。『マリー・アントワネット』にも出ていたけれど、気づきませんでした。一度見たら忘れられない顔つきです。(忘れてたけど)

Encyclopedia Prehistorica Dinosaurs: Dinosaurs Encyclopedia Prehistorica Dinosaurs: Dinosaurs
動く恐竜骨格を見て、思い出したのはこれ。こちらは飛び出す恐竜の絵本。大人も楽しめる美しい仕掛け絵本です☆
ロバート・サブダしかけ絵本の世界展へ行きました。記事はこちら。
『不思議の国のアリス』飛び出す絵本を買いました。記事はこちら。


ブログランキングに登録しました!→人気blogランキングへrbanner.gif


posted by bakabros at 23:55 | 東京 ☀ | Comment(5) | TrackBack(46) | 外国映画

2007年03月10日

『約束の旅路』

とても難しい問題がテーマですが、映画はとてもわかりやすく、青春映画としても観られるような、爽やかな感動があります。生きる事に対する強い思いと生命力、生きて行く事の素晴らしさをみせてくれる、『約束の旅路』。普段、日常に観ているような、「映画一本観る」以上の経験。日本で暮らす私たちの生活とはかけ離れた、でも同じ今を生きる人間である遠い国の人々について、考える事のきっかけを与えてくれる、凄い映画でした。
約束の旅路 約束の旅路映画の原作本。

エチオピア系ユダヤ人たちがスーダンの難民キャンプからイスラエルを目指し旅立った“モーゼ作戦”の真実を元に、母親と生き別れた1人の少年の成長を通して描かれる壮大な人間叙情詩。
この映画の面白くて凄いところは、「モーゼ作戦」でイスラエルへ渡ったエチオピアのユダヤ人を描いているのではなくて、そのどさくさに紛れ込み、生き残る為にユダヤ人になりすました、エチオピア人少年が主人公というところだと思います。

イスラエルへ渡ったあとも、自分のアイデンティティの消失と、残して来た母への想いに苦しみ悩みながら、成長して行く姿を追って行くのですが、その描かれ方は生き生きとして、生きる事の辛さと同時に、素晴らしさをも教えてくれます。

yakusoku02.jpg出自を偽り、宗教を偽り、母と父と家族の存在を消し去り、全てのアイデンティティを捨てなければいけなかった、主人公の少年の状況。
複雑に絡み合う国と宗教と大人たちの思惑の中で、じっと耐える事で生きながらえている無力さ、生きて行く為に自分を偽り続ける事の辛さがひしひしと伝わって来ます。
前半の重なり合った運命の無情に、こちらの心も冷え、諦めの思いも感じますが、後半、幸せな家族に囲まれて、少年が穏やかに成長し、恋もして未来への夢を語るようになってからは、希望を感じ、世界が明るく開かれたような気持ちになりました。

yakusoku03.jpgそして、人間にこんなに強い力を与える宗教、信仰心というものについて、本当に驚かされます。
不幸の逃げ道として信仰が成り立ってしまっている事、そこに行けば全ての苦から解放され、幸せになれるという楽園思想には恐ろしさも感じます。
エルサレムを、約束された「この世の天国・楽園」と本気で信じているエチオピア系ユダヤ人たちの、「エルサレムに行けば肌が白くなり、白人になれる」というセリフに衝撃を受けました。
ただ、この映画では、信仰の裏側に必ず存在する、差別や対立意識、盲信といった事についても強く訴えかけてきます。でも決して説教臭くなく、とてもわかりやすく説明してくれるので、難しい問題ながら、すっと映画の中に入って行けました。

映画を観る前にラデュ・ミヘイレアニュ監督のお話を聞けました。監督は想像よりもずっと若くて、とても気さくな感じ。笑顔が温かい素敵な方でした。短い時間でしたが、母親が与えてくれる愛の素晴らしさを強く訴えられていて、もっともっと話したかった様子。「絶望的な社会」「暗黒的で、あまりに退廃的な世界」と今の世の中を憂いていて「女性はよりよい文明を発展させることができるのではないか、世界をより良くするためのキーパーソンは女性ではないのか」と思っているのだとか。
この映画にも、主人公に愛情を注ぐ4人の女性たちが出て来ますが、彼女たちは監督自身が女性たちに感じている希望の象徴なのだそうです。

yakusoku01.jpg主人公シェロモの各時代を演じた三人の少年も、実際に主人公と同じ体験を持つそうです。
少年時代のシェロモ役、モシェ・アベベは「モーセ作戦」で祖父や叔父、叔母がイスラエルに渡り、1991年の「ソロモン作戦」で家族揃ってイスラエルに移住。
青年時代役のシラク・M・サバハは、エチオピア系ユダヤ人。10歳の時にイスラエルへの移住を求めて家族と数千キロの道のりを歩き、首都で5ヶ月待った末、「ソロモン作戦」によってイスラエルへ。

幼年時代役のモシェ・アガザイは、テルアビブ郊外レホヴォ出身で、『シュレック』のロバ、『スターウォーズ』のスカイウォーカー、『ET』のETなどの声優としても活躍しているという芸達者なプロフィールにびっくり(⌒▽⌒;) !

義母ヤエル役のヤエル・アベカシス、義父ヨラム役のロシュディ・ゼムと、それ以外の俳優陣も、皆素晴らしく良かったと思います。

『約束の旅路』ブログ募金キャンペーン

『約束の旅路』についてブログに書き込んだエントリ1つに対して、シネマカフェ運営会社「株式会社カフェグルーヴ」より、アンジェリーナ・ジョリーが親善大使を務めるUNHCR駐日事務所アフリカキャンペーンに50円の寄付を行ってくれます。
記事を書かなくても、バナーや予告編を掲載するだけでも募金の対象となるので、とても参加しやすくて、意義のあるキャンペーンだと思います。

60人のブログで、毛布10枚。
100人のブログで、調理器具セット2家族分。
200人のブログで、健康診断25人分。
300人のブログで、テント1張。
600人のブログで、教科書100人分。
1,600人のブログで、井戸の発掘。


2007/3/8現在、403ブログが参加。
テント1張を達成したところです。
記事を書いたらトラックバックし、ブログアドレスを登録するだけで基金に参加出来ます。
私も参加させて頂きました(^▽^)/☆
詳しくはこちらをクリックしてみて下さい。

ブログランキングに登録しました!→人気blogランキングへrbanner.gif


posted by bakabros at 16:03 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(8) | 外国映画

2007年03月07日

『ラストキング・オブ・スコットランド』

悪名高い実在のウガンダ大統領イディ・アミンをフォレスト・ウィテカーが演じる政治サスペンス、『ラストキング・オブ・スコットランド』。アカデミー賞主演男優賞受賞というニュースもあり、更に期待が増します。

スコットランドの黒い王様 The Last King of Scotland The Last King of Scotland
スコットランドの黒い王様 人肉を食べたという噂のアフリカの独裁者、アミン大統領をモデルにした映画の原作小説。
The Last King of Scotland
The Last King of Scotland 洋書版ペーパーバック。

史実を元にした実話ベースの物語と思っていましたが、原作小説はアミン大統領の数々の奇行話をもとに、アミンと交流のあった数人の欧米人をモデルに作り上げられた、ニコラスという1人のスコットランドの青年医師の視点から描かれます。

lkos01.jpgアミンに気に入られ主治医となり、次第にウガンダの建設や政治に深く関わって行き、腹心となったニコラスは、ついにアミンの本当の姿を知り、ウガンダから逃げ出そうとするが、その道は既に閉ざされていた。
という完全なフィクションであるニコラスのストーリーが、アミン大統領をはじめとする実在の人物や、エア・フランス機のハイジャック事件などの歴史的な出来事をリンクして、まるでドキュメンタリー映画のようで、それ以上の迫力とドラマを感じさせるとても見応えのある作品でした。
実話とフィクションが絶妙に絡み合って紡がれていくスピーディな展開に目が離せません。一つ一つの出来事やストーリーが、もの凄く胸に迫って来ます。

los02.jpg1972年、アミン大統領は国連事務総長宛に、ヒトラーの第二次世界大戦における大虐殺と、パレスチナ人テロリストによるミュンヘン・オリンピックのイスラエル選手団殺害を支持する旨の電報を送ったという事実に彼の思想と、独裁者としての資質、ふてぶてしい傲慢さや行き着く先が見える気がします。
このイディ・アミンという人間のおぞましくも魅力に満ちた人物の多面性を、フォレスト・ウィッテカーが実にリアルに、生き生きと演じていて、スクリーンの中の生命力溢れる姿に魅了されます。

nt.jpgニコラス役のジェームズ・マカヴォイは、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』に出ていると聞いて、もしやと思ったら、やっぱりタムナスさんだったんですね〜!
線が細くてちょっとひ弱な印象が最後までありました。アミンに翻弄されていくにはぴったりなのですが、ニコラス役の物怖じしない性格や物言いの人物像には少し物足りなさも感じたり。でも、見ていて危なくてヒヤヒヤさせる感じは凄くあったので、やはり良いキャスティングだったのかなとも思います。

監督は『ブラックセプテンバー ミュンヘン・テロ事件の真実』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門を受賞し、『運命を分けたザイル』で英アカデミー賞の最優秀英国映画賞を受賞したケヴィン・マクドナルド。
ドキュメンタリー出身監督らしく、カメラの視線を感じさせるズームインや、目にも留まらぬ銃撃シーンのカット割り、音の使い方には、無条件に強い恐怖の反応をさせられました。
拷問や屍体のシーンの見せ方が凄く上手くて、映画として想像している以上のインパクトある映像にギョッとします。

撮影は『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』、『28日後...』のアンソニー・ドッド・マントル。
脚本は『クイーン』で本年度アカデミー賞脚本賞ノミネートのピーター・モーガン。

ウガンダでは、この独裁者に対して今も人々の気持ちが二分しているらしいです。
アミンが死んだ日を国民の祝日として祝いながら、アミンを尊敬している国民も未だにいるという事実に、この人の多面性と、抗えない魅力のようなものを感じました。

ラストキング・オブ・スコットランド The Last King of Scotland
ラストキング・オブ・スコットランドDVD
The Last King of Scotland
物語を引き立てる、全編に流れるアフリカン・ミュージックがとても良かったです。
物語のはじめのムガンボ村の裸足の子供たち、原色の自然から、ニコラスがアミンに呼ばれ向かう首都カンパラへと移動していく車の窓から見える空は、同じウガンダでも180度世界が変わった事を暗示させるような白々とした空スクリーンからの温度と湿度までが変化したような気がしました。

ブラックセプテンバー ミュンヘン・テロ事件の真実 運命を分けたザイル
ブラックセプテンバー ミュンヘン・テロ事件の真実
運命を分けたザイル
『ブラック・セプテンバー ミュンヘン・テロ事件の真実』は、映画『ミュンヘン』を観たときも気になっていたドキュメンタリー。『運命を分けたザイル』も評判が良かったし、『ラストキング・オブ・スコットランド』を観てから増々興味がわいて観たくなりました。

ブログランキングに登録しました!→人気blogランキングへrbanner.gif


posted by bakabros at 18:11 | 東京 ☀ | Comment(8) | TrackBack(21) | 外国映画

2007年03月05日

『オズの魔法使い』

1939年のMGM社による超有名なミュージカル映画を今頃初めて鑑賞しました。
いきなり名曲、エドガー・イップ・ハーバーグ(作詞)とハロルド・アーレン(作曲)による挿入歌『虹の彼方に』(「Somewhere Over the Rainbow」)で始まります。この曲、同じく超有名なミュージカル映画で、これも未見の『サウンド・オブ・ミュージック』の曲かと思っていました。

オズの魔法使い オズの魔法使い
オズの魔法使い
オズの魔法使い もすでに廃価版なんですね!

オズの国は、まるでディズニーランドみたい♪
シャボン玉に乗って魔女が現れるシーンから、カカシ・ブリキ男・ライオンの特殊メイクが凄く良く出来ていて、何だかとても新しい感じがします。リメイク版なのかと思った程。
そして、犬のトト(役名もtoto)。凄い演技してます〜! 終始、犬に目が釘付けになってしまいます。

異形のものたちが、願いを叶えてくれる王のいるエメラルドの城を目指す、というストーリー、シチュエーションは、今日のファンタジー小説や映画など、全てのベースになっているんじゃないかと思うほど。完成度の高さにびっくりしました。

そして、オズの城は、『チャーリーとチョコレート工場』かロベルト・ベニーニの実写版『ピノッキオ』の世界みたい。

全体から感じたのは、決して子供向けとは思えない、細部の作り込みの楽しさ。
セットやセリフの端々、登場人物たちの気負いのない、かる〜いタッチのギャグが満載で、楽しめました。
眉毛から滴り落ちる滝のような大量の汗って、凄いギャク!
魔女が飛ばす羽サルたちの影絵のシーンはデザイン的にもとても美しかったです。
魔女の最後、消えて行く場面なんかも、今のCGよりもリアルな感じがしました。

ヴィクター・フレミング監督は『風と共に去りぬ』の監督なんですね! ジュディ・ガーランド主演。一部テクニカラーを採用。
セピア色だったカンザスシティから、オズの国に入るとカラーになる瞬間も素晴らしかったです☆

バービー オズの魔法使い ドロシー バービー バービー オズの魔法使い かかし ケン バービー オズの魔法使い ブリキのきこり ケン バービー オズの魔法使い 臆病ライオン ケン
バービー オズの魔法使い ドロシー バービー
バービー オズの魔法使い かかし ケン
バービー オズの魔法使い ブリキのきこり ケン
バービー オズの魔法使い 臆病ライオン ケン
バービーにもオズの魔法使いたちがいました(^^)♪
カカシもブリキ男もライオンも、全部元がケンっていうのがなんとも言えず良いですねるんるん

バービー オズの魔法使い 北のいい魔女グリンダ バービー バービー オズの魔法使い 西の邪悪な魔女 バービー
バービー オズの魔法使い 北のいい魔女グリンダ バービー
バービー オズの魔法使い 西の邪悪な魔女 バービー
北のいい魔女とか、西の邪悪な魔女とか、そのまんま何かの映画に出て来たような。

オズの魔法使 コレクターズ・エディション
オズの魔法使 コレクターズ・エディション
2005/11/25に発売された初回限定生産のコレクターズ・エディションには、約436分の映像特典、コダクロームスチール写真、MGMスタジオニュース、復刻版劇場パンフレットなど、記念品の数々を封入。オズの魔法使いアニメ版やアカデミー賞授賞式、プロモーション映像も収録かわいい

ブログランキングに登録しました!→人気blogランキングへrbanner.gif


posted by bakabros at 23:44 | 東京 ☔ | Comment(6) | TrackBack(2) | 外国映画

2007年03月02日

『ゴーストライダー』

マーベル・コミックの人気キャラクターをニコラス・ケイジ主演で映画化した『ゴーストライダー』
いかにもアメコミなストーリーですが、ニコラス・ケイジが演じるという事で楽しみにしていた作品です。体は骸骨、おまけにボーボー燃えているダークなヒーロー。ニコちゃんが好きそうなキャラクターですね。悪魔との取引というのが、騙されちゃったという感じで、もっともっとダークヒーローを想像していたのに、案外良いヤツでした。

ゴーストライダーTM デラックス・コレクターズ・エディション エクステンデッド版(2枚組)
ゴーストライダーTM デラックス・コレクターズ・エディション エクステンデッド版(2枚組)

ghostr01.jpg共演は『最後の恋のはじめ方』のエヴァ・メンデス、『イージー★ライダー』のピーター・フォンダ。サム・エリオット、ウェス・ベントリー、ドナル・ローグ。
監督は『デアデビル』のマーク・スティーヴン・ジョンソン。
オープニングから悪魔と契約するところまで、ジョニー・プレイズの少年役が出て来ますが、この彼が、ニコラスと全然似てないんですよね(^_^;) 角張った顔つきでとても可愛い男の子。エヴァ・メンデスの少女役の彼女は結構似てたかな?
この彼から突然30歳のジョニー役・ニコラス・ケイジにバトンタッチする辺りがまず初めの見所かと。
ニコラスが出て来てから、一変ドラマはコメディタッチになってきます。
シリアスな中にもちょっとコミカルな味付けが成功していて、なかなか笑わせて貰いました。
CGも割と良く出来ているとは思いますが、予告編を一緒にやっていた『スパイダーマン3』と比べちゃうとどうしてもB級感はあります。でもB級なりに意外と上手くまとまっていたんじゃないかと思いました。

ghostr02.jpgバイクスタントの事故シーンは、何度観ても凄いです。あれ、CGなのかな??
あと、ニコファンにとっての見所は、10kg減量して作り上げたというムキムキマッチョボディexclamation いつのまにあんな体になってたんだ!? と思う程のナイスバディにびっくり。
『ワールド・トレード・センター』の前に撮影したらしいですが、顔はあの時の方が更に痩せてやつれて見えましたね。
『ゴーストライダー』ではちょっと若返った感がありますが、あんまり考えたくないけれど、やっぱりこれは髪型のせいなんでしょうか。『東京タワー』のもこみちヘアー、結構似合ってたね(^_^;)
ゴーストライダーに変身してからはもうあまり出番がないのかと思っていましたが、昼と夜とで交代してくれるので、変身前の姿のニコちゃんも結構出て来てくれました。ただ、変身すると声までボイスチェンジしてしまうのが残念。声が良いんだよね〜♪
そして、本当にこの役が大好きで、楽しくって、嬉々として演じているのが伝わって来ました(*^-^)☆


Ghost Rider Visual Guide Ghost Rider: Road to Damnation (Ghost Rider) Ghost Rider: The Hammer Lane (Ghost Rider)
Ghost Rider Visual Guide
Ghost Rider: Road to Damnation (Ghost Rider)
Ghost Rider: The Hammer Lane (Ghost Rider)
ゴーストライダーのペーパーバッグ。映画を見ると漫画も読んでみたくなります。

Ghost Rider [Original Motion Picture Soundtrack] Ghost Rider [Original Motion Picture Soundtrack]
オリジナル・サウンドトラック「ゴーストライダー」

ゴーストライダー ゴーストライダー映画のノベライズ本。



ゴーストライダー3 GOES CRAZY IN EUROPE ゴーストライダー3 GOES CRAZY IN EUROPE
本物のゴーストライダーがいた! しかもバックグラウンドのストーリーが面白過ぎです。

カチンコニコラス・ケイジ出演作品の感想記事
『ワールド・トレード・センター』
『ナショナル・トレジャー』試写一回目
『ナショナル・トレジャー』ジャパンプレミア
『ナショナル・トレジャー』公開時(2004年12月)の来日お出迎えドキュメント映像exclamation こちらの記事に、ニコラスとの超接近映像のムービーをアップしています。

ブログランキングに登録しました!→人気blogランキングへrbanner.gif


posted by bakabros at 21:40 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(40) | 外国映画

2007年03月01日

『パフューム〜ある人殺しの物語〜』

前日の夜から映画を観る直前まで原作小説『香水―ある人殺しの物語』 を読んでいたので、映画『パフューム〜ある人殺しの物語〜』で使われるナレーションは勿論、セリフはほとんど原作文章のままというのがよくわかりました。
ただ映画を観る前には、グルヌイユがある香りに取り憑かれるようになる前までしか読んでいなかったので、ラストの展開にはちょっとびっくり。
先に本を読み終えておくんだったな〜、と後悔してしまいました。

Perfume 香水―ある人殺しの物語
Perfume (ペーパーバック)
香水―ある人殺しの物語 映画の原作小説。映画を見る前に読む事をお勧めします!

“香り”という「目に見えないもの」をどうやって描くのか。文章でも困難な事だとは思いますが、同じ目に見えない物を描くに当たっては、映像化の方がかえってより難しいのかもしれないと見終わってから感じました。
映画の中での香りの表現は、想像の範疇を越えないもの。
例えば土の匂い、草花の匂い、こうやって映像化するのかな、と思った通りだったので、ちょっと物足りなかったです。
想像力を掻き立てるものは、やはり映像よりも文章なのか、と思わずにはいられません。それでも、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽は、素晴らしく映像を盛り上げていました。

per01.jpgグルヌイユが、自分に全く体臭が無いと気づき、それに代わる香水を身につけ、他人を欺く辺りのくだりが全く省略されているので、そこから繋がっていくはずのラストの持つ意味あいが全く違ってくると思うのです。
この映画の肝は、あの群衆シーンだと思うのですが、映画だけ観ていたら、びっくりしてついていけないのではないかと心配になりました。
グルヌイユが、自分の体臭を操れる、すなわち、「世の中の人々を香りの力で征服出来る」という悟りを開く場面を描かなければ、あのラストは取ってつけたようで、全然利いて来ないと思うのです。

per02.jpg監督は、もっと細部まで、詳しく長く描きたかったのかもしれない。
商業映画として、無難な線を取ったのかもしれない。
でも、原作を読んでいない観客にとっては、ただの「難解な映画」で終わってしまうかもしれない、という事がとても残念に思いました。

でも、全体的には147分という時間を感じさせないほどグングン引き付けられる、映画的な面白さは充分あって、不思議で官能的で、重厚さを感じるような作品でした。
原作本にはなくて映画版に加えられていたシーンでは、バルディーニが香水の調合について説明するシーン(”ヘッド”と“ハート”と“ベース”からなる)は、わかりやすくて良かったです。

監督は『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ。
脚本はトム・ティクヴァ監督と『ヒトラー〜最期の12日間〜』製作・脚本のベルント・アイヒンガー、『薔薇の名前』の脚色を担当したアンドリュー・バーキン。

主演に『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』のベン・ウィショー。濃い猿顔の彼ですが、無骨な鼻筋と顔つきが、まさに稀代の“鼻男”にうってつけの風貌と野生味を醸し出していて、とてもインパクトがありました。

まさに“匂い立つような美しさ”を体現してみせたレイチェル・ハード=ウッドの可憐さには、同性でも魅了されます。撮影時なんと15歳exclamation

ダスティン・ホフマンはイタリア出身の香水調合師バルディーニを、アラン・リックマンはグルヌイユに狙われる美少女ローラの父親・リシ役を熱演しています。

あと、小説を読んでいる時はフランス語とイタリア語で映画化されるのかなと思っていましたが、全編英語でちょっとがっかり。でも原作言語はドイツ語なのかな??

パフューム スタンダード・エディション パフューム ある人殺しの物語 プレミアム・エディション
パフューム スタンダード・エディション
パフューム ある人殺しの物語 プレミアム・エディション

映画「パフューム」オリジナル・サウンドトラック 映画「パフューム」オリジナル・サウンドトラック
この映画は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が初めて映画音楽を演奏したことで話題ですが、ティクヴァ監督が作曲した曲なんだそうです。びっくり目

イン・ユーテロ イン・ユーテロ
ニルヴァーナ・カート・コバーンが愛読書である 「香水 ある人殺しの物語」にインスパイアされた楽曲(イン・ユーテロ収録の「SCENTLESS APPRENTICE」)を描き下ろしているそうです。歌詞のほとんどが本からそのまま引用されているんだとか。

ブログランキングに登録しました!→人気blogランキングへrbanner.gif


posted by bakabros at 20:34 | 東京 ☀ | Comment(18) | TrackBack(53) | 外国映画
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。