とにかく馬鹿馬鹿しくて、脳天気に笑えるドタバタミュージカルコメディです。
![The Producers [Original Motion Picture Soundtrack]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000BJS4TE.09.MZZZZZZZ.jpg)
映画版のサウンドトラック。映画化で新曲が追加されています。
ミュージカル映画を観る時は、映画が始まってまず最初に突然歌い出す瞬間、いつもちょっとびっくりします。

「プロデューサーズ」は、きらびやかな衣装のダンサー達のゴージャスなダンスも沢山観られますが、主演のネイサン・レイン

ミュージカル『プロデューサーズ』の完全翻訳本。歌詞、逸話とその全貌を網羅。
女優志望のスウェーデン娘、ウーラを演じるユマ・サーマン
役柄も「スウェーデンから女優を目指してブロードウェイへやって来て、仕事の為にはお色気も武器にする小娘」というものなので、ユマ・サーマンじゃなくて、もっと歌とダンスが上手な女優さんの方が良かったような気がします。ユマ・サーマンは好きなので、新しい一面を観られた事は楽しかったんですけどね。

落ち目のプロデューサーのマックスと、ブロードウェイのプロデューサーになることが夢だった会計士のレオ。その2人が最低の舞台を作る為に、最低の脚本、最低の出演者、最低の演出家を探し奔走するというストーリー。
最低の脚本家にナチス信奉者のドイツ移民のフランツを演じるウィル・フェレル
ゲイの演出家ロジャーを演じるゲイリー・ビーチ

ウィル・フェレルは「メリンダとメリンダ」、「奥さまは魔女」でも笑わせてくれましたが、すっかりファンになって、もう今では顔を見ただけで笑ってしまいます。
ロジャー・バートは「ステップフォード・ワイフ」でもゲイの役でしたが、実際はどうなんでしょうか。凄く気になります。
恋人のロジャー役ゲイリー・ビーチの怪演はあっぱれですね!
あのにやけ顔で軍服を着て、そして仕草がゲイというステージでの演技は最高でした♪
おばあちゃん達のラインダンスも最高におかしかったです

エンドクレジットの最後の最後まで楽しませてくれました!





始まりはメル・ブルックス
これをブルックス自身の脚本と作詞・作曲でミュージカル化したブロードウェイの舞台が大ヒットして、再映画化となったそうです。
メル・ブルックスの要望で、舞台版「プロデューサーズ」で演出・振付を担当しトニー賞に輝いたスーザン・ストローマンが映画初監督。
肉感的で健康的な女性ダンサー達が珍しいなと感じましたが、女性監督と知って納得しました。
いかにもなスタイルの女性ダンサーが出てこないのが良かったです。
メル・ブルックスは今年で80歳! これからも素敵な曲と面白い脚本で、まだまだ楽しませて欲しいです☆