2005年12月07日

「天空の草原のナンサ」

nansa1.jpg九段会館にて「天空の草原のナンサ」試写会。
らくだの涙」(ルイジ・ファロルニ監督と共同監督)のビャンバスレン・ダバー監督の最新作。
モンゴルの遊牧民一家の暮らしを丁寧に追った、ハーフドキュメンタリーのような映像に強く心動かされる。

6歳のナンサは、やった事のない牛のフン拾いにも文句一つ言わず1人で出かける。
お母さんはナンサや妹(4歳位?)に「お手伝いして」とよく仕事を頼む。
日本人の感覚では、一見子供には危ない事のように思える事も平気で頼む。

天空の草原のナンサ デラックス版 天空の草原のナンサ
天空の草原のナンサ デラックス版
天空の草原のナンサ 映画の原案、ノベライズ本。

お父さんが街へ羊の皮を売りに行った時には、父の代わりに馬に乗り羊の群れを放牧へ、山の頂上まで1人で行かせる。
自分の二倍程の背丈の馬に難なく乗り降りし、乗りこなす6歳のナンサの姿を見て、本当に驚いた。
小さなお仕事、小さなお手伝いも、全てが生活の基本で、生きていく為に必要な事
言葉も喋れないうちから仕事をさせるのは、モンゴルの厳しい大自然の中での暮らしが大変な事、労働力が必要だという事だけではなくて、生きていく知恵を授けているのだと思った。
だから母親も父親も、当たり前のように小さな子供に労働を与えて、子供達も当たり前のように、自分の出来る限りの力を発揮して、生き生きと楽しそうに仕事をする
「きっと昔は誰もがこうやって暮らしていたのだ」という事と、それを今なお守り続けて暮らしている人々が居るという事実、その姿にもの凄く感動する。
大自然の中で、生き物の命や大地の恵みへの感謝の心を常に忘れず、淡々とただ暮らしている一家の姿は懐かしいようで、美しくて、神々しくて、輝いて見える

nansa2.jpg本当の家族が出演している。本物の生活。本物の愛。ノンフィクションを超えたフィクション
ストーリーは、ナンサが拾って来た子犬を飼うことを父親に反対されるという、子供の頃に誰でも一度は経験したことがあるようなとてもシンプルなお話。

ナンサや妹、弟、子犬がとても可愛らしいのと、雄大なモンゴルの大草原、自然に寄り添った無駄のない暮らしぶりを丹念に描く映像に目を奪われるので、ストーリーはあってもなくてもいいような物、と初めは思った。でも、そんなシンプルなストーリーが、実に深く色んな問題に隠喩を持たせていって、モンゴルのことわざ、母親や老人の教え、言い伝えのような言葉たちと共に、心に深く染み込んでくる

厳しい自然の中で、ただ生きていく為に暮らす民のたくましさと知恵、本当の“生きる力”に圧倒され、子供達の笑顔、家族のかたちに、とても心地の良い時間を過ごせた映像体験だった。

nansaa.jpg 天空の草原のナンサ オリジナル・サウンドトラック
モンゴルの伝統音楽、馬頭琴やホーミーなどの民族色溢れる曲が、ゆったりとした時間の流れにぴったりと合っていて、映像とのバランスが最高に良かったです。決してうるさくなく、そして静かすぎもせず、ナンサ達とモンゴルの風景を優しく包み込みます。

らくだの涙「天空の草原のナンサ」を観て、これを観ていなかった事を凄く後悔しました! ラクダ、犬よりも好きだし。

「子供達が大人の仕事を手伝うことが、徹底して頭に、体に、身に付いているんだ!」と感じたのは、一番下の、まだ言葉も喋れない小さな子供が、姉のナンサが連れ帰ってきた子犬にも気づかない程夢中で、洗濯物を草の上に拡げて干そうとしていた場面。
“お手伝い”というよりも遊びの延長で、母親の真似をしているのだろうけれど、それ程夢中になれるなんて、集中力も素晴らしい! 

そして、観る前にチラシを読んで驚いたのも、その一番下の子が、男の子だったという事!
まるで3人姉妹のように同じ服装で、髪の毛を2つに結っている姿が本当に可愛らしくて、女の子にしか見えない。お尻が映ったシーン(でみんな初めて気がついた)、会場内のどよめきがもの凄かった!
mo.jpg virtual trip モンゴル 遊牧の地 
音の世界遺産 モンゴルの馬頭琴〜草原のチェロ
音の世界遺産 モンゴルのホーミー〜超絶の声
モンゴル ゲルのくにはっけん 
モンゴルの文化にとても興味がわきました。
モンゴルの移動家屋“ゲル”の解体シーンが凄く面白い! てきぱきとあっと言う間に分割され畳まれていく様子はまるでマジックを観ているよう。妹のナンサルマーが大量の柱を普通に運ぼうとしている姿にまたびっくり! 

この映画を気になっている人は、絶対観ることをお勧めします!
そして、子供が出ている映画が好きな方、犬好きの方にもお勧め。
“ツォーホル”は、カンヌの「パルムドッグ賞」犬受賞犬です!
演技を超えた演技にもうびっくり! 何でいつもあんなにグッタリしてるの〜exclamation&question

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posted by bakabros at 03:18 | 東京 ☀ | Comment(9) | TrackBack(18) | 外国映画

2005年12月05日

「チキン・リトル」

チキン・リトル チキン・リトル
全電通ホールにて「チキン・リトル」試写会。
ディズニー映画、アニメーション独特の“つぶれて伸びる”という、キャラクターその物の動きの面白さを「3Dの世界で完全に再現して見せた」というだけあって、キャラクター達の動きを見ているだけで楽しくなってくる。
出て来るキャラクター達は、みんなどこかリアルで不格好で、あんまり愛着はわかなったけれど、“フィッシュ”だけは可愛かった♪
cl_animate05_1.gif←踊るフィッシュ♪ チキンリトル / フィッシュ ( ボールチェーン付 ) チキンリトル / フィッシュ ( ボールチェーン付 )

チキン・リトルのいじめられっ子、ダメな奴っぷりが痛すぎる。父親からダメ息子の烙印を押され、信頼を勝ち取る為に何かしようとしても、それすらも全否定される
前半の展開は観ている方が辛くなってくる。
クラスメイトのいじめっ子達はまだしも、学校の先生まで一緒になって弱い物いじめするようなシーンには違和感があったけれど、全てをファンタジー、フィクションとして笑ってしまえばいいのだろうか。アビーの“ブサイク”とかがやけにリアルで笑えなかったのは私だけ?
なのでラストのアビーにも同じように違和感があったのだけれど。考えすぎ?
チキンリトル / チキン・リトル ( S ) チキンリトル / チキン・リトル ( S )

“史上最弱のヒーロー”チキン・リトルのあまりにもなツイてなさ加減と、周りから“ダメな奴”と見られてしまう部分が、やけにリアルで痛々しい。特に父親からの非難と諦めの視線が辛い。実際こんな関係だったら、泣いてしまうよ。
そこでグッと観客の心を掴み、思わずチキン・リトルを応援してしまうような気持ちにさせる、ストーリーの運び方はさすがに上手いなあと思った。
あと、映画のパロディや懐かしのヒットナンバー、ある年代以上でないとわからないんじゃないかと思うような数々のパロディと、ディズニー映画のオイシイとこ取りパロディでクスクス、ニヤリと笑わせてくれる。

ドリームワークス制作の「シュレック」の時も、思っていたのと違う方向で笑わせられたけれど、アニメーションって結構パロディの笑いで成り立っているのだなあと思った。
これは、子供と見に行く親世代への配慮でもあるのだろうけれど。

チキン・リトルたちの住むオーキー・オークスの住人は、みんな同じ言葉をしゃべる(フィッシュ以外♪)鳥、豚、山羊、犬、鼠たち。パッと見何の動物なのかよくわからない生き物がほとんどで、それだけでも充分に面白いお話が出来そうなものなのに、無理に宇宙人とかを出してきて、スペクタクルアドベンチャーにしなくても良かったような気もする。
チキンリトル / カービー ( ボールチェーン付 ) 赤ちゃんの声が可愛い☆ ←くしゃみ後!? 毛を直したい〜♪
チキンリトル / カービー ( ボールチェーン付 )

でも、バラバラな生き物たちが“対宇宙人”として一丸となる事がテーマだったのかな?
それも考えすぎかも!?

「可愛くないな〜」と思っていたチキン・リトルも、段々と健気な姿がいじらしく、愛おしく思えてくる。あのつぶらな瞳が、何かに似ていると思ったら
スイカの種だった。でも琥珀のように透き通っていて綺麗。
マジカルコレクション134「チキン・リトル」チキン・リトル マジカルコレクション134「チキン・リトル」チキン・リトル
一番楽しかったのは野球の試合シーン。大きすぎるヘルメットがぐるんぐるんして耳の穴から見てるのがおかしい!
カメラから消える前に眼鏡のズレを直す仕草とか、ディテールの小技が利いている。
さすがディズニー映画!と納得させられるクオリティだった。
チキン・リトル うたってチキン・リトル チキン・リトル うたってチキン・リトル
右斜め上 駄目な顔してる〜♪ 何の歌を歌うのか気になる〜!

Chicken Little - Egg Mini Figure : 6 Count Egg Super Pack登場キャラ達のタマゴ型ミニフィギュア6体セット! 凄い可愛い♪
Chicken Little - Egg Mini Figure : 6 Count Egg Super Pack

チキン・リトル チキン・リトル


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posted by bakabros at 23:28 | 東京 🌁 | Comment(7) | TrackBack(45) | 外国映画

2005年12月03日

「MASAI」マサイ

masai1.jpgサイエンスホールにて「MASAI」試写会。
監督のパスカル・プリッソンはアドベンチャー番組やスポーツドキュメンタリー番組の監督、脚本を手がけ、数多くの野生動物のドキュメンタリー作品を製作している。本作はプリッソンの初長編監督映画。
11月に主演のMASAIの戦士、メロノ役のマイナ・マコと親友ロモトゥーン役のパルカシオ・ムンテットが来日していて、その模様を追ったTVの特集が、とても面白かったらしい。
マサイ族の人々は、映画もTVも見た事がないし、“演技”するという事が理解出来ず、そこから説明して実際演技が出来るまでは大変だったとか。
そしてマサイの戦士たちには“弱者”という概念もないので、みんなが“弱者”を演じるのを嫌がったとか。その話を聞いて、とても観てみたいと思った。
予告編を見ても「みんなちゃんと演技してる!?」と、それ自体で驚いた。

Mara-Serengeti: A Photographer's Paradise Mara-Serengeti: A Photographer's Paradise

黄金色に輝く果てしない草原を、伝説のライオン“ヴィチュア”を探し求め、ただどこまでも歩き続けるマサイの戦士達。
その歩く姿に見惚れてしまう。早歩きで歩いているのだけど、少し飛んでいる!?
体がバネのようで、自然と歩くだけで弾んでいる!
とにかく体、肉体がただそれだけで美しく、彼等の体を眺めているだけでうっとり。
その美しい体に、白い泥水のような物を使って描く縞模様がよく映えて、まるで野生動物のよう!あの縞模様は、シマウマか他の動物の擬態なのか、陽の光に紛れて猛獣から身を隠す為なのか? どちらにしても目立つ気がするけれど、その模様の美しさにも息を呑む。

あの足の複雑で美しいラインを、一体どうやって描くのかと思って、自分の足を指で触って試してみたら、足や膝の骨に沿ってなぞられているのだなという事がわかった。だからあんなに簡単に、体を美しく見せるラインが描けるんだね!
Maasai Masai Women: The Masai of Kenia (Rated)

大きく穴を広げた耳たぶを飾る沢山のピアスやイヤリング。
カラフルなビーズのネックレスや装飾品。
それらが、老若男女、みんな違うデザインで、とってもおしゃれ!
顔が小さく手足が長い、均整の取れたプロポーションは、スーパーモデル並!
体脂肪率3%、人類で最も美しい肉体、ゴージャスな装身具、そして神秘的な儀式と習慣から、“サバンナの貴族”とも呼ばれているらしい。
Masai Women: The Masai of Kenia (Rated) Masai Women: The Masai of Kenia (Rated)

そんな美しいマサイの戦士達の姿を見ているだけでも満足してしまう。
ストーリーは、干ばつ続きの村を救う為、雨乞いの儀式で使う“ヴィチュア”と呼ばれる伝説のライオンを探しに幼きマサイの戦士達が旅に出るというシンプルかつストレート。

ストーリーが単純な為に、展開が少し遅く感じる。
環境ビデオかドキュメンタリー映像を観ているような気分になってくる。
それでも一つ一つのエピソードや、マサイの部族達の生きる様を観ているだけで充分楽しめる。
印象的だったのは、誰かが話をみんなに聞かせる時に「じゃあ話すよ」と言うとみんなが「オイ〜」という掛け声をかけること。話の合いの手、相づちに「オイ〜」「オイ〜」と応えるシーン。
興奮した時の「ヴヴォー」という低いうなり声とか、儀式の時の歌や踊りがとても神秘的。

映画は本当に“マサイの戦士達”にだけスポットを当てているので、野生動物がほとんど出てこないし、あまり映らないのが残念。あとは、もう少しマサイの戦士の身体、全身をもっと隈無く見せて欲しかったかも。
マサイの戦士達来日の模様を、公開日が近づいたらまたTVで放送してくれるかな?
その模様を見るのが凄く楽しみ。
wareram.jpg

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posted by bakabros at 22:30 | 東京 ☀ | Comment(3) | TrackBack(10) | 外国映画

2005年11月30日

「SAYURI」

sayurik.jpg両国国技館にて「SAYURI」“MEMOIRS OF A GEISHA”ワールドプレミア in JAPAN 鑑賞。
国技館で映画を観る。しかも「SAYURI」のワールドプレミアという事で、映画その物よりも舞台裏が気になっていた。
「枡席はしまうの? それとも、枡席で相席、体育座りで映画を観るのか?」とか、「一体スクリーンはどこに? やっぱり向こう正面を潰すよね?」とか。
チャン・ツィイーらの舞台挨拶は、花道から出て来るよね?東? 西? それとも両方か!? 舞の海は来るよね、出てるから。相撲協会が全面協力して、横綱土俵入りとかないかしら!? あ、でもまだみんな九州か?」とかとか。
謎は深まり期待は膨らむばかり。


sayurin.jpg14:30に座席指定席券と引き換えると、何と、“枡席”ゲット〜!!
枡席なんて、相撲興行だったら夢のまた夢。プロレス興行なら買えない事もないチケットらしいけれど、枡席で観戦するのが夢だった! それだけで舞い上がる。
17:00過ぎに入場すると、何と枡席の敷物が取り払われて、椅子が二個ずつ置いてあるではないか。さすがに4人相席映画鑑賞は無理があったか。
それでも、普段は入ることの出来ない枡席の、それも結構前列に陣取り、それだけで満足してしまう。
映画上映の前に国技館正門のレッドカーペットの模様を会場内のスクリーンで観ながら時間が過ぎ、いよいよ19:30過ぎから本編の上映開始。ここまでが長かった。

sayuriov.jpg
SAYURIオフィシャル・ビジュアルブック「SAYURI」写真集。

映画は、もっととんでもない事になっているかと心配していたけれど、案外まともな印象だった。“おかしな日本”が出て来ると言っても、本当の日本が何なのかということもよくわからず、実際その時代の日本を知っている訳でもない自分が、“おかしな日本”と言うのもおかしいような気がしてくる位、これ程堂々と真っ正面から“日本”を描かれたら、参りましたという感じ。

例えば“芸者”“舞妓”“花魁”の違いだってよくわからず、“半玉”って説明なしに訳されても?だし、結局何も知らないのだから何とも言えない。

そんな自分が観ても、「絶対におかしい」とか「それはないよ!」と思うことがいくつかあった。演出上の設定なのかもしれないけれど、“おかしな日本”を独自解釈で描ききったロブ・マーシャル監督は凄いと思う。知らないからこそ描けたのかもしれないけれど。

さゆり〈上〉さゆり 下 文春文庫 コ 16-2 

原作はアメリカ人のアーサー・ゴールデンで、昔日本に居たことのある人が書いたのかと思いきや、1997年作! 原作は未読だけれど、“まるで京都弁が聞こえてくるよう”な英語花柳小説なんだとか。

ラスト サムライ」はトム・クルーズ主演ながらもほとんど日本語セリフだったので、日本映画を観ているような気分だったけれど、「SAYURI」はほとんど全て英語セリフ。『田舎娘』を桃井かおりに『Country girl』なんて言われると、どうにも気になってしまう。
何でこの映画をハリウッドで、ロブ・マーシャルが撮っているんだろう? 何故日本人が撮らない、撮れないんだろう? という疑問がどうも先に立ってしまう。
それに、主要キャストが中国人というのが一番気になる。
青い瞳は、確かに美しいけれど、ちょっとずるいよね。

Memoirs of a Geisha [Original Motion Picture Soundtrack]「SAYURI」オリジナル・サウンドトラック
Memoirs of a Geisha [Original Motion Picture Soundtrack]

音楽は何とジョン・ウィリアムズ! とヨーヨー・マ
日本人には、いなかったかな。ハリウッド大作で主役をはれる女優は。
音楽家は。そして衣装と着付けを担当出来るスタッフは。
とか色んな事が頭をよぎる。
sayuri.jpg
とにかくチャン・ツィーの鹿のような容姿は美しくチャーミングで観ているだけでうっとりするし、日本人の多くが持っている“芸者”のイメージを美しく映像化してくれている。
この映画を外国人が観た時に一体どんな感想を持つのか、とても気になるのだった。

タイトル・エンドロールでプロデューサーらの名が映る度に関係者の拍手と歓声というワールドプレミアらしい盛り上がり。
上映後の舞台挨拶でチャン・ツィイー、日系アメリカ人二世のケイリー=ヒロユキ・タガワ氏らがハリウッドでのアジア人俳優の地位についてコメントしていたのを聞いて、意外な気がした。そう言えば「ラスト サムライ」は日本映画のようでありながら、実際はトム・クルーズの映画だったし、それ以外に日本人、アジア人俳優が主役級を演じる映画というのはほとんどなかったかもしれない。

ケイリー=ヒロユキ・タガワ氏が、「(ハリウッドにおけるアジア人の歴史が)ここから始まる」と言っていたように、アジア人のハリウッド進出第一弾映画として、歴史的な作品になるのかもしれないと思った。

Memoirs of a GeishaMemoirs of a Geisha Memoirs of a Geisha

SAYURI メモワール・ボックス (初回限定生産) SAYURI メモワール・ボックス (初回限定生産)
本編の他、ディスク2の約121分の映像特典の中でも気になるのが「シェフ、ノブ松久との一日」
更にディスク3の、日本独自の特典を含む約80分の映像特典も気になります。

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posted by bakabros at 05:14 | 東京 ☀ | Comment(25) | TrackBack(94) | 外国映画

2005年11月28日

「ロード・オブ・ウォー」

low1.jpgサイエンスホールにて「ロード・オブ・ウォー」試写会。
ニコラス・ケイジが演じる主人公の“武器商人ユーリー・オルロフ”は、実在する武器商人たちを徹底的にリサーチして作り上げられた人物で、実話に基づいたストーリーである事と、監督、脚本がアンドリュー・ニコル。共演にイーサン・ホーク、等久々に、ニコラス・ケイジが期待出来る良い作品に出演してくれたので結構楽しみにしていた作品。
予告編などで映画の大筋や見所、良いところを沢山見てしまっていたので、ストーリー展開もある程度予想はしていたけれど、予想以上の展開と見せ方に良い意味で裏切られた。

ロード・オブ・ウォー ロード・オブ・ウォーDVD
ニコラス・ケイジ主演なので、少し贔屓目に見てしまうのは置いておいても、主演が他の俳優でも充分に面白かったと思う。でも、ニコラス・ケイジだからこそ、この映画は良い!と強く思う。
武器商人という十字架を背負った男の生き様、人生を、ニコラス・ケイジが演じる事で、甘さと情けなさ憎めなさ加減が加味されて、“ユーリ”という人間の矛盾、彼の中の相反する感情や葛藤を抜群に上手く表現していたと思う。

low2.jpgいつもオーバーリアクティング気味が気になるニコラス・ケイジも、今回はとても慎重な、抑えた演技だった。ちょっとした表情とかでも、それが凄く良かったと思う。ニコラス・ケイジの最近の映画の中では、一番良かった気がする。

この映画は、ストーリーや人物描写も実話に基づいている。描かれているのは現在の世界中の戦争、抗争、銃や兵器、武器にまつわる人々、武器と人とのつながり、出来事、その結果で、それらを嫌と言うほど見せつけられる。

ロード・オブ・ウォー―史上最強の武器商人と呼ばれた男 ロード・オブ・ウォー―史上最強の武器商人と呼ばれた男

フィクションであるけれども、ある意味フィクションではないのだ、と考えるのが恐ろしくなってくる。
「フィクションであってくれ」と願わずにはいられないけれど、実際に今起こっている事なのだと、漠然と感じながらも、なかなか本当の意味で理解することが出来ない。

日本人にとっては遠い国の話のように感じでしまうけれど、外国から武器を買っていないという事は、国内で作っているという事なのか。それも恐い。

戦争、兵器、銃について深く考えさせられる内容ながら、映画としてもとても良く出来ていて、面白かった。ただ、これがフィクションならば「凄く面白かった」と言えるのに、現実を考えるとただ「面白い」では済まされなくなる映画なのだった。
jl.jpg
弟ヴィタリー役のジャレッド・レトは、今まであまり観たことがなかったけれど、繊細でクレイジーな感じがとても合っていて良かった。ニコちゃんとは全然似てないし、年もはなれすぎ?と思ったら1971年生まれなので、実際は7歳しかはなれていなかった。ニコちゃんが老けすぎで、ジャレッド・レトは若く見える!

なんと映画にはニコラス・ケイジの息子も出演していたとか!? あー、この記事読んでおくんだった! ヘリコプターって、全然わかんないよ! 誰か教えてくれ〜! ひらめき二回目を観てきてばっちりわかりました♪ 監督の赤ちゃんと勘違いして小さい子を探していたら、大きな息子だったんですね! ちょっと目と眉毛が面影あって、すぐわかりました♪

ガタカ ガタカ

アンドリュー・ニコルと言えばSFドラマの最高傑作「ガタカ」。もっと昔の映画なのかと思っていたら、1997年制作だったんですねexclamation&question

Lord of the War [Original Motion Picture Soundtrack] [Special Limited Editon] Lord of the War [Original Motion Picture Soundtrack] [Special Limited Editon]
「ロード・オブ・ウォー」オリジナル・サウンドトラック
重くなりがちな映画をロックに、メロディアスに彩る選曲が凄く良かったです。
武器ディーラーの重鎮と相対するレストランでは、ゴッド・ファーザーがexclamation&question

ニコラス・ケイジ主演作で一番のお勧めは
月に輝く夜に赤ちゃん泥棒ワイルド・アット・ハート スペシャル・エディション でしょうか。
不機嫌な赤いバラ〜テスのシークレット・サービス〜不機嫌な赤いバラ
2005/12/16に「BEST COLLECTION 1980」第1弾として再発売されます。
シャーリー・マクレーンとの共演作での真面目なシークレットサービスもはまり役。ドラマとしてコメディとしても見応えありで何度でも見返したくなる映画です。

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posted by bakabros at 23:17 | 東京 🌁 | Comment(25) | TrackBack(59) | 外国映画

2005年11月27日

「七人のマッハ!!!!!!!」

btf.jpgFMホールにて「七人のマッハ!!!!!!!」BORN TO FIGHT試写会。
2003年の「マッハ !」のアクション監督パンナー・リットグライが原作と監督、アクション監督も務める。

「映画撮影中にけが人は1人も出さなかった」と語るパンナー監督。「監督しての25年間通して、アクションシーンを撮影中の不慮の事故、あるいは重症を引き起こした事は一度もない!」らしい。軽症はあるんだね。

マッハ !」は評判が良かったらしく、後から観ておけば良かったなと後悔していたので、今回は結構期待感大で鑑賞。

試写の前にパンナー監督、主演のダン・チューボン、妹役ゲーサリン・エータワッタクンの舞台挨拶とパフォーマンスがありました。
パフォーマンスといっても、軽く型と決めポーズを見せたという感じ。
何故か大仁田厚と名倉淳まで登場しました。

とにかく、CGなし! ワイヤーアクションなし! スタントなし! 本物のアクションシーン!が売りの映画だけありました。
アクションシーンは、凄いです。

CG全盛の今、人間がやっているなと思っても、勿論スタントだと観る方がすでに了解している時代に、本物のアスリート達が、自分たちの体を張って挑むアクションシーンはどれも本当に見事で息を呑みます。
体を張って頑張っている!というのがビンビン伝わってくるので、観る方も気合いが入ります。瞬きなんてしてられません! 目が乾く! のどが渇く!でも、お茶を飲むのも忘れてしまう、そんな映画でした。

七人のマッハ!!!!!!! プレミアム・エディション 七人のマッハ!!!!!!! プレミアム・エディション

一番うけたのはたいまつ(火のついた木の棒)で殴り合うシーン。
何か、観ていると大したことなさそうなんだけれど、「実際はマジで痛かったり熱かったりするんだろうなあ」と思うともうおかしくて、とても真剣なシーンなのに思わず笑ってしまいました。
それを、結構延々とやるんですよね。「こういうのが一番辛そうだな」と思うと、余計におかしくてたまりません!

後はセパタクローの選手の足の異常な曲がり方(でボールを蹴るシーン)でしょうか。これは是非見て欲しいです。

他にも、「え〜!?」「そうきたか〜!?」「そこまでやるか〜??」「もう、恐れ入りました!!」というシーンのオンパレード!

武闘派アクション映画、本物のアクション好き、特にジャッキー・チェン映画を好きな人には特にはお勧めします。
パンナー監督は、「少年の頃にジャッキー・チェンが映画の中でやるスタントは全部真似し、ジャッキーが映画の中で技を鍛えていると、自分も全部真似をして鍛えた」というクンフーアクション馬鹿ですよ!
ジャッキー・チェン世代としては、それだけで、この映画を観たいと思ったし、観て良かったと思います。
ジャッキー映画お約束の、エンドロールのNG映像もあってファンにはたまりません。

主演のダン・チューボンは「マッハ !」主演のトニー・ジャーの体育大学時のクラスメイトらしいです。
ポスターの顔がちょっとひどすぎて可哀相。
実物の彼は真っ直ぐな瞳が綺麗なちょっと内気そうなシャイボーイ。
でもアクションは凄いよ! 首も太くて、本当に強い身体なんだというのが見てわかります。
スクリーンの中の彼はもっとずっと良くて、男前!
日本でも、ちょっとタイ流ブームが来るんじゃないかと思うくらいキュートでした。ポスターを見て、「えー? この人が主役なの!?」と思った人にも、是非見てみて欲しいです。きっと「あれ? 結構いいじゃん!」と思うはず。
その前に、アクションシーンにあんぐりする事間違いなし!

マッハ ! プレミアム・エディション
ジェネオン エンタテインメント (2004/11/25)
売り上げランキング: 2,173
おすすめ度の平均: 4.79
5 凄いアクション映画
5 まちがいない!
5 最高!


punchb.jpg
フットワークや腰のひねりなどの全身運動によって脂肪燃焼をサポートするパンチングボールセット。シェイプアップはもちろんストレスも発散にも!
この映画を観ると、体を鍛えたくなります。
帰ってから亀田興毅のトレーニング風景を見て、更に肉体改造への夢が膨らみました!

bbjpg.jpg
バランスボールは持っていますが、肩こり解消にコロコロしているだけ。。。
DVDセットにして気合いを入れるべきだったと後悔しています。

rwb.jpg
知り合いの男性が糖尿病から減量を余儀なくされ、これを利用して20kgも減量しました!
ダイエットだけでなく、筋力強化、体力もついてくるはず。
ちょっときつそうだけれど、普段通りに生活しているだけで一番無理なく自然に痩せられるんじゃないかと秘かに思っています。どうにもならなくなったらこれを使うつもりです。(もうどうにもならなくなっているって噂が!?)




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posted by bakabros at 00:59 | 東京 ☁ | Comment(8) | TrackBack(27) | 外国映画
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